死んでもなお、姉を気づかって自分の死をすぐに打ち明けないでいたユウキの純粋さにグッときた。（もちろん現実にそんなことはできないんだけど） 家族、学校、友人など、身の回りのあらゆることに対して不満を感じていたミライが、災害によって自分の持っていたやさしさとか愛みたいなものに触れたことで人間的成長をするプロセスにはやっぱり感動する。 平和すぎる今の多くの日本では、このような危機的状況にならないと、本当の意味での愛とか親切さとかそういう人間の本質的な性質に触れることが難しくなっているのでは？とも思った。 そういう今の社会の雰囲気のリアリティが主人公のミライからは強く感じられるので、特に共感を生むんだろうなと思う。 めっちゃ不幸でもないんだけどなんだか日々退屈、、と感じている人にオススメのアニメ。