めちゃくちゃ爽やかなテイストで話は進んでいくのですが実は人間臭さや嫌なところがドロドロ流れ込んでいるという特異な作品でした。 いじめと障がいという作品のテーマとしてこの上ない扱いにくいものを2時間ちょっとでとても上手にまとめています。 それぞれ関わってきた登場人物達が歳を重ねてまた改めて問題について向かい合う。 結末としては賛否両論あるのが当たり前なのですが最も大事なのは当事者がどう思っているのか、向かい合うかであり外から憶測や思い込みであれこれ口を出すのは違うだろう。というのが私がこの作品での描きたかった答えなのではないかと思いました。 そういう意味では葛藤という青春アニメの王道をいったと言っても過言では無いかもしれません！ ちなみに原作は更に生々しい描写が多いですがその分各キャラクターの過去の補填や、その後の話を見ることが出来るので合わせてみることをオススメします！